ビジネス向け IPoE接続サービス

投稿者: | 2018年12月7日

ビジネスでフレッツ光回線をご利用中されている事業所様も多いことと思います。

実際にフレッツ光回線を利用されて「思ったより速くない」「例月のWindowsUpdate配信日(毎月第二水曜)は遅くなる・拠点間通信も遅くなる」といったお問い合わせを多く頂いております。

当社ではこのようなご要望にお応えするため「ビジネス向け IPoE(アイピーオーイー)インターネット接続サービス」を開始いたします。

フレッツ光を利用したインターネット接続は一般的に「PPPoE(ピーピーピーオーイー)」という方式で接続が行われています。フレッツ網内に設置されているPPPoEをIP通信に変換する装置は台数が限られており、一般家庭や事業者問わず、すべてのPPPoE通信はこの変換装置に集中いたします。このためフレッツ利用者の通信が多く発生した場合、この変換装置の処理能力を超えたり、また処理能力が制限されたりする場合があります。

一方、新たに「IPoE」という接続方式が脚光を浴びています。IPoE方式ではPPPoEのような変換装置を必要とせず、より効率的に通信を行うことができます。また上位事業者への接続にはNTT東日本の高速なNGN IPv6ネットワーク上にトンネルを張りその中でIPv4通信を行う方式(v6プラス)となっています。

PPPoE方式からIPoE接続に変更しますと、インターネット通信速度が速くなる・通信が安定するといった効果が得られます。

一般ユーザーにも普及が進み始めているIPoE接続ですが、通常サービスですと複数利用者がグローバルアドレス共有する方式もあり、この場合はインターネットVPNなどが利用できない場合もあり注意が必要です。
当社「ビジネス向けIPoEインターネット接続サービス」ではIPv4アドレスを固定で割り当てますのでこのような問題は発生いたしません。

このようにビジネスユーザーに最適なサービスですが、新しいIPoE(v6プラス)接続に対応したルーターが限られております。
当社で確認済のルーターはヤマハ RTX1210、RTX830、NVR510、RTX1200(いずれもファームウェア最新)、CISCO、NEC IXシリーズ(ファームウェア 10以降)などとなっています。いずれもビジネス向け定番ルーターですが、他社製BBルーターや一般向け無線LANルーターなどは対応していない場合もございます。

ご興味あるお客様は是非お問い合わせください。