計画停電への対応 具体策

投稿者: | 2011年3月17日

東京電力エリアでは計画停電が実施されています。
東北電力エリアでは先送りされていますが、実施される可能性は残っています。
計画停電対応の具体策をいくつか挙げます。

運用計画を立てる
・影響範囲 ネットワーク(社外・社内)、サーバー、PC、電話、FAX 等々
・計画停電中にシステム運用を続けるのか・システムを停止させるのか
・事前に行う作業・事後に行う作業
・事前連絡を行う先

計画停電に際してのポイント

不要な機器は電源コードを抜いておきましょう

サーバー、PCなどは事前にシャットダウンしておきましょう
余裕をもって早めにシャットダウンしておきましょう。

UPSはOFFにしましょう (発電機を使用しない場合)
停電中ずっとピー・ピー鳴ってしまいます。

コピー機・複合機の電源コードは抜いておきましょう
電源回復時(停電終了時)に一斉に起動することになりますのでブレーカーが落ちてしまうことも想定されます。

通信関係機器類にも電源が必要です
ONU、ADSLモデム、ISDN( TA) ビジネスホン主装置 ルーター、スイッチングHUB、無線LAN 等々
特にスイッチングHUBはあちこちに設置してあることが多いので(机の裏に隠れてたりとか)見落としがちです。

携帯電話網は使えなくなる場合があります
携帯基地局も停電に影響を受けます。通常数時間のバックアップは行われるはずですが、携帯電話の利用が増加することが想定されますので、計画停電時間内に利用出来るかは未知数です。

発電機・UPSの動作確認および電気配線の確認
事前に発電機の動作確認、UPSのバッテリー状態確認を行ってください。
発電機を使う場合は、設置場所、電気配線コード、燃料などの確認も必要です。

照明の確保
懐中電灯や照明機器の確保が必要です。

復帰後、通信機器の再起動が必要な場合があります