当社の省エネ 後日談

投稿者: | 2012年5月28日

昨年、省エネのために蛍光灯を1本に減らしたという記事を投稿いたしましたが、その後、電気工事屋さんに各ブレーカーごとの電流値(≒消費電力)をチェックしてもらったところ、驚くべきことが発覚。

事務所内に設置してある蛍光灯は6基・12灯で、各1灯づつ間引いて、消費電力1/2と喜んでいましたが実際の電流値は約6A(100Vで600w) 1基・1灯あたり100wということが判明しました。
蛍光灯に表示されている消費電力は40w。その差、60wはどこに?
電気工事屋さんに聞いたところ、蛍光灯器具に内蔵されている安定器は省エネタイプとそうでないタイプがあり、また設置後10年くらいで安定器そのものが劣化することで無駄な電気を消費してしまうとのこと。
蛍光灯を1本にしたことで、若干は省エネになったんでしょうけど、実際には古い安定器が無駄な電力を消費していたようです。

そこで、事務所内蛍光灯のLEDを実施し、本当の省エネ化を行いました。
採用したLED蛍光管は1本当たりの消費電力が20w。従来品の半分です。
今回は元の通りに1基に2灯づつLED蛍光管をつけ、6基合計で2.4A(240w)としました。
古い安定器はバイパスし、無駄な電力消費を防ぎました。

やや冷たい感じの光ですが、事務作業には支障無いようですし、以前のようにスイッチ入れてから点灯するまで何分もかかるということはありません。

調べてみなければ分からなかった本当の省エネ効果。皆さんも一度電気工事屋さんにご相談されてはいかがでしょうか?